入会体験談 他道場からの移籍、現在は9時(PM)クラスで練習。後に息子の侑大(小3)君も入会。現在は泉区から通う小川さん親子
入会年月日 2003年 4月 22日 (子供 2004年10月27日)
現在カラテ歴 カラテスクール 4年6ヶ月(過去他道場6年6ヶ月)
    小川和豊さん(高校教師)     息子 侑大君:小3:写真右
当スクールを知った理由

 家族、仕事の関係で夜9:00以降に稽古ができる道場を探していました。その中で家からも比較的近く、極真系のフルコンタクトをネットで見つけたところカラテスクールでした。

カラテを始めようとした理由

 小学生の頃は中途半端で協調性が無く、友達の無神経な一言にイライラしてけんかばかりでした。
 先生や友達からも白い目で見られていたように思います。6年の時にキックボクシングのジムに通っていたクラスメイトとケンカになり、かなり蹴られました。それに対抗するために本屋にいき、大山館長(総裁)の監修する子供向け入門書に出会い、購入。極真幻想が一気に膨らみました。
 そこからは独習に加えて、友達の兄で極真の本部道場に通っていた方に、日曜日に押しかけで基本を習いにいったり、中学生ではマス大山カラテスクール(通信)にこずかいをためて入りました。
 18歳でやっと本当の極真の道場に通いましたが、あまり良い雰囲気でなく2年で離脱。そこでずっと描いていた幻想が崩れて、カラテに一切の興味がなくなりました。
 30才後半時に職場に極真の
人が数名いて、一緒に休み時間に稽古するようになり、一気に忘れていた昔の想いが復活。かなり遅くなりましたが、青春の幻想をカラテスクールで追い求める事としました。
 子供は人見知りで感受性の強いタイプでしたので、自分の育ちからカラテの経験が、「今後の生きる力にきっとなるだろう。」とやや強引に始めさせました。

入会前のイメージ

 一度、前の道場でかなり辛い思いをしたのでトラウマになり、正直怖くて仕方なかったです。
 電話で体験をお願いする前に、何度も電話の前でためいきをついたり、受話器をもったり、置いたりの繰り返しでした。
 子供は別の道場にも体験で行かせたのですが、そこで指導員さんが子供をどなりつけるのをみて怖いと思ったらしく、カラテスクールの体験でもかなりビビッていました。

入会後の感想

 初めて電話したときに、佐野師範の対応が丁寧でフレンドリーなので、かなりびっくりしました。
 実際に見学や体験をさせていただきましたが、技術的なことも丁寧に系統づけて教えてくださったのでまたまたびっくり。即決で入会を決めましたが、その後も師範、指導の先生、道場のみなさんが気さくで、いわば学校に部活的な雰囲気のある部分はいつも変らず、当初はそれが楽しくて道場にいってました。
 子供も友達ができるまではやや引けてましたが、段々と友達ができると、稽古前の一寸した時間が楽しくてずいぶん早く行きたいというようになりました。また、学校でも稽古、試合、審査会などの結果で自信をつけて勉強や運動会などの勝負どころは、かなり集中して取り組む姿勢が育ってきたように思います。

今後の目標

*還暦を迎えてもスパーリングができるように稽古を続ける。これは同世代の道場仲間との約束をしています。

*1年ほぼ休まず、毎日家で短時間でも子供と稽古をしていく。子供の稽古が中心ですが、親子のコミニュケーションの場となっています。ちなみに飛行機を使うような家族旅行やディズニーランドにもミット持参です。

*子供(小3)が高校生になったらガチンコスパーリングを鶴間の道場でやる。これも自分の体力を、少しでも低下させないように維持するための、大きなモチベーションになっています。

*将来、社会を背負っていく道場の子供たちの糧となるべく、師範が許していただけるなら「指導にも関わっていけたら。」と願っています。それに向けて経験の幅を広げていけるように稽古を地道に頑張りたいです。

 また、仕事柄ですが、障害のある子供たちや大人むけのカラテの普及ができたらいいなと思っています。

その他
 自分にとって、人格形成には武道(カラテ)の存在はとても大きな存在でした。カラテの持つ奥深さは果てしなく、現在でも技を教えていただいた時に、これは有る意味において処世術だなと感ずる場面が多々あります。そして、実際の生活の中でも、それが役にたっています。
 また、カラテは個人競技ですが、道場という共同体の中で育まれているのがわかります。そういった意味でカラテスクールの雰囲気は大変素晴らしく、広い意味で「強くなること。」をみんなで挑戦している集団のように感じます。
 私のように、「家族でカラテライフを細く長く取り組んでみようか。」と考えている方には、成長の
相乗作用という意味で最高の道場だと断言できます。
 さあ、あなたも一緒に汗をかいて、共に育ちあいましょう。