ジュニア大会規則

  副審の動作

     一本勝ち       技あり       場 外       反 則 引き分け
      不 明      認めず  
   主な決まり技
     正拳突き      下突き    上段廻し蹴り       横蹴り     ヒザ蹴り
   カカト落とし蹴り     後ろ廻し蹴り      前蹴り
     主な反則
  手による顔面攻撃      掌底押し   背後からの攻撃 引っかけてからの膝蹴り   掴み;抱え込み
   金的への攻撃  倒れた相手への攻撃       掴 み
<試合時間>
幼児 小学生 中学生 本戦1分30秒 延長1分
高校生 本戦2分 延長1分 再延長1分
(最終的には体重判定、又はマストシステム)
*但し、大会、その大会の規模、主催者により若干の違いはあります。

<審判員>
主審を含めた5名(3名)の審判員が競技の審判にあたるが、競技に関する最終決定は全て審判長の裁可による。
「一本」「技あり」「反則」「場外」「判定」などの場合は、5名(3名)の審判員のうち3名(2名)以上の判断で有効とする。2名(1名)以下及び主審のみの判断は認めない。但し、5名(3名)の審判員はそれぞれに意義を申し立て協議する権利を有する。

<サポーターの着用>
 拳サポーター フアールカップ スネガード(女子高学年は胸ガード)
(ヒザサポーター、女子アンダーガード、胸ガードは検討中。)
中学生はグローブの場合も有り。
ヘッドガード以外は、普段着用の物を持参して下さい。但しパットの薄い物や、危険と判断した物は指定の物と交換します。

<一本勝ち>
反則箇所を除く部分への突き、蹴りなどで瞬間的に決め、そのダメージにより相手を倒した場合は全て一本勝ちとします。
ダメージにより、泣いて戦意喪失した場合。
技ありを二本取った場合(合わせ一本勝ち)
*大会により、「有効。」を取り入れる大会もあります。

<技あり>
反則箇所を除く部分への突き。蹴りなどを瞬間的に決め、そのダメージにより一時的に動きが止まった場合。又は、崩れた場合、戦意を喪失した場合は技ありとします。
ノーガードで相手選手の上段に技がヒットした場合。
前蹴り、下段蹴りで相手選手をきれいに転倒させて、下段突きをした場合。
下段蹴りなどで、相手選手が足を引きずるような場合。
上段ヒザ蹴りによりダメージを与えた場合。

<判 定>
一本勝ち(技あり)、失格(減点)が無い場合には、主審1名、副審4名(2名)のうち3名(2名)以上の
審判の判断を有効とする。
技ありがある場合は、技ありを優先する。
技ありが無い場合は、ダメージを優先する。
ダメージの無い場合は、有効打を含めた手数、足数を優先する。
有効打を含めた手数、足数が同じ場合は、気迫が勝っている方を勝ちとする。
「注意」がある場合は「審判判定基準」に基づく。

<反 則>
掴み、掴んでからの攻撃。
掌低、又は正拳による押し。
拳、手刀、肘による顔面攻撃及び首への攻撃。
頭突き、金的への攻撃。
倒れた相手、背後からの攻撃。
故意に場外へ出る事。
故意に倒れ、相手に攻撃させないこと。かけ逃げなど。
頭をつけての攻撃。
抱え込み。(先に抱え込んだ方の反則とする。)
以上の反則に対しては注意が与えられ、注意4で失格となります。
*注意差2は相手に技あり相当(技ありと同等では無い)の判定ポイントとなります。

<選手の父兄>
*大会時に於きまして、組み合わせ、判定に対し一切クレーム、批判、他団体や審判への悪口は慎
  みましょう。
*応援は相手の選手、審判への罵倒は厳禁。審判に影響を与えるような言動も注意。行き過ぎた応
  援の場合は、相手の選手及び代表者に迷惑を掛ける。最悪の場合は大会の進行をも妨げてしま
  う。
*駐車場は何処の会場も台数に限りがありますし、交通事故の可能性も高くなりますので、なるべく
  乗りあわせて来るか、団体で一緒に会場入りして下さい。
*観客席も他の団体の事を考え、席を多く取りすぎないようにして下さい。
 (自分だけ良ければ良いと言う考えはやめましょう。)
*父兄が他の団体の代表者に直接電話などの連絡は辞めましょう。必ず代表者を通して下さい。
*他団体の父兄同士で親しくなっても、道場内の秘密を漏らしたり、勝手に一緒に練習をしようなどと
  言う事はしないで下さい。
*胴着、サポーターなどは「道場指定。」の物を購入し、勝手に他で購入しない。
*会場は「禁煙」です。

<代表者>
*代表者は、生徒が出場する大会にはなるべく出席して下さい。選手よりも早めに会場入りしていた
  方が良いと思います。

<審判>
*判定は本戦でも6−4くらいなら旗を挙げましょう。
*大柄な子と、小柄な子が対戦した場合でも私情を入れず、公正な判定をお願いします。
*意図的に「あの選手には挙げない。」、「あの団体の選手には挙げない。」など、個人的な感情を入
  れない。(選手の父兄の目も肥えて来ていますし、代表者、指導員から見れば一目瞭然ですが、
  なかなか注意し辛い事もある。)そう言う判定で勝っても選手は嬉しくないし、判定は公正に行う
  事。

<選手>
*選手は会場には余裕を持って来場。
*爪は短く切っておきましょう。
*ゼッケンは大会中に剥がれないようにしっかりつけて下さい。
*自分のコート、順番を把握し試合の5試合前くらいには、コートで準備して下さい。
*青少年健全育成を旨としていますので、審判、相手の選手に不快に思われる服装、態度は厳禁。
  (髪もなるべく染めない方が良いと思います。)
*勝っても負けても、しっかり大きな声で返事、挨拶をして下さい。
  (特に負けた選手もしっかり挨拶をする事。)
*試合中に帯はしっかり締め、解けないようにしましょう。(帯止めなどの工夫)

<会場>
*会場内の施設を壊す、床を傷つける(三脚などを直に置く)、ゴミを散らかす、走り回るなど。会場、
  主催者、他団体に迷惑を掛ける行為は辞めましょう。
  施設を壊した場合は、当人の弁償となります。